株式投資を始めるときに知っておくべきこと

最終更新日 2024年3月21日

現在の株式投資は、以前と比べて始めるハードルが非常に低くなっていることが特徴です。

以前は証券会社の店舗に出向いて取引口座を開設し、店頭か電話、もしくは自宅に訪れる営業社員に注文を伝える必要がありました。

しかし、現在ではほとんどの証券会社がインターネット取引に対応し、取引口座の開設から株式の注文まで全て自宅のパソコンを通して行うことができるようになったのです。

しかし、株式投資を始めるハードルが低くなったからといって利益を出すためのハードルが低くなったわけではありません。

株式投資を始めて利益を出すためには、知っておくべきことがあるのです。

まず、取引を始める際に入金する最初の投資資金は授業料だと割り切ることが大切です。

株式投資に始めて触れるとき、最初から理想通りの取引を実行できることはまずあり得ません。

板情報を見れば激しい値動きに翻弄され、チャートを見れば将来の値動きについて疑心暗鬼になってしまうのです。

最初の投資資金は、こういった市場の動きになれるための授業料だと割り切ることで、直近の損益を気にせず投資の基礎を学ぶことが出来ます。

また、取引に全勝はあり得ないということです。

どんなに優れた投資家でも、全ての取引で利益を出すことは出来ません。

10回の売買を行えば必ず1回か2回、もしくはそれ以上の取引で損失が出てしまうのです。

これは、株式市場を投資家がコントロールすることが不可能である限り変わりません。

大事なのは、1回の取引で出た損益に一喜一憂せず、総合的な損益を考えることです。

そして、株式投資を行う際に最も重要なのはメンタルだということを知ることです。

取引で利益を出すためにチャートパターンの読み方や様々な分析指標を学んでいるはずですが、それだけでは継続して利益を出し続けることは出来ません。

重要なのはどんな状況に合っても自分の取引戦略を忠実に実行するメンタルです。

相場がどんな動きをしていようとも、惑わされずに取引戦略を守れるメンタルがあれば株式投資を成功させられるのです。

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